2022年4月のブログ記事

  • 福本琢の好きなもの

    山形正宗 (やまがたまさむね) 将棋の町、山形県天童市にあり、屈指の硬水造りの酒だ。切れ味のよさに、銘刀山形正宗とも。蔵元杜氏の水戸部朝信さんは子供の頃から、あだ名は「稲造」。その名の通り、自家田での稲作にも力を入れ農業法人も立ち上げた。減農薬栽培を推し進めている。地元、山形の米主体の酒造りだが、... 続きをみる

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  • 福本琢の好きなもの

    秀鳳 (しゅうほう) “吟醸王国山形”の蔵にふさわしく、デリシャス系のリンゴやマスカット思わせる華やかな香り、甘味のある果実香が「秀鳳」の持ち味。蔵王山麓に位置する蔵では、蔵王山系の雪解け水を仕込み水に使い、山形県産米や県の開発酵母を積極的に採用。山形独自の酒造りに取り組む地酒蔵としても、リーダー... 続きをみる

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  • 福本琢の好きなもの

    栄光冨士(栄光富士) 安永7年(1778)創業の庄内の老舗蔵。山形酵母や10号酵母を使い、美山錦や出羽燦々、出羽の里などの酒米で醸す酒は、バランスのとれた味わいと綺麗な余韻がある。なかでも無濾過生原酒のシリーズは人気が高く、「栄光富士 愛山純米大吟醸無濾過生原酒」はフルーティで奥行きのある味わい。... 続きをみる

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  • 福本琢の好きなもの

    朝日鷹 (あさひたか) 「十四代」で知られる山形県村山市の高木酒造が醸す地元限定流通酒。入手困難な日本酒の代名詞にもなっている「十四代」は、ご当地ではお目にかかれないが、「朝日鷹」は蔵元のお膝元でしかほとんど入手できない。昔から地元で親しまれてきた晩酌酒だが、「十四代」の登場に伴い酒質が向上したと... 続きをみる

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  • 福本琢の好きなもの

    くどき上手 明治8年(1875)創業の老舗酒蔵で、出羽三山で知られる羽黒山の門前にある。「くどき上手」はインパクトのあるネーミングと浮世絵のラベルで一躍全国区の酒になった。酸の少ない酵母を使い、上品な味と香り、米の旨みたっぷりの独特の味わい。さらに、くどき上手のイメージを覆す超辛口吟醸酒「くどき上... 続きをみる

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  • 福本琢の好きなもの

    十四代 近年の日本酒の味の潮流である「芳醇旨口」を代表する酒。若き15代目当主の高木顕統さんが酒造りを統括し、米の旨みと甘み、エレガントな香り、心地よい余韻を感じる酒に仕上げている。特筆すべきは酒米の育種を行っていることで、「酒未来」「龍の落とし子」「羽州誉」の3種の酒米を開発。さまざまな米を使い... 続きをみる