福本琢の好きなもの





山川光男


山形県の酒蔵4社がコラボレーションした共同醸造の日本酒ユニット。銘柄名から一文字ずつ取って命名したのが「山川光男」だ。水戸部朝信さんの「山形正宗」の「山」。佐藤淳平さんの「楯野川」の「川」。小嶋健市郎さんの「東光」の「光」。尾原俊之さんの「羽陽男山」の「男」。蔵元同士の仲がよいといわれる山形の中でも、とくに共感しあう同世代が集まったという。 それぞれの銘柄の一文字ずつ取って、命を吹き込まれた、擬人化された酒「山川光男」は、わくわくする夢を追いかけ、酒と農業を、もっと輝きに満ちたものするため、日夜挑戦し続けるキャラクター設定。酒田市の郷土芸能、黒森歌舞伎を踊ったり、天童らしく将棋を指したり、山形らしく芋煮を食べたりと、郷土愛に満ちた愛嬌ある姿が、ラベルに描かれている。何より、楽しいことが大好きという。


福本琢